2011年9月2日金曜日

    エジンバラ の 「ミリタリー・タトゥー」

今回はイギリスゆったりの10日間のツアーでした。ゆったりツアーだと、いつもはいけない所へ行ける。それが「ミリタリー・タトゥー」というイベントでした。
名前から想像すると軍隊と刺青という訳語がすぐ出るが、タトゥーには帰営ラッパとか太鼓という意味がある。つまり軍隊パレードを主体にしたショーを見せてくれるイベント。
場所はスコットランドの首都エジンバラ城の真ん前。イギリス連邦を中心の軍隊が中心だが、毎年各国の軍隊も呼ばれ行進パレードや花火・そしてちょっとした寸劇や踊りもありという音と光のショーである。特にエジンバラ城をスクリーンにした光の使い方はとても幻想的で、ここでしか味わえない工夫がしてあり飽きさせないショーだ。

今年呼ばれた外国の中ではオランダの自転車による軍隊のショーとドイツから来た軍隊のチロル風のショーが楽しく印象的でした。しかしやっぱり圧巻は地元スコットランドのバグパイプをメインにしたパレードでした。やはりスコットランドにバグパイプはよく似合う。


(写真左上 オランダの自転車部隊)(写真右上はドイツのチロル山岳部隊 ホルンの演奏)



  ショーは夜9時から10時半まで休みなく続き、最後は花火と蛍の光で終わる。久しぶりに感動した素晴らしいショーであった。蛍の光といえばスコットランドの詩人ロバート・バーンズが作った詩に作者不詳が作曲したことは有名。最後に皆がここで立ち上がり花火の中で各国語で歌う「蛍の光は」久しぶりに感激した。歌いながら日本旅行もなかなかやるじゃんと添乗員冥利に尽きた一瞬でもあった。 (写真左右 バグパイプ部隊)




 これからイギリス一周みたいなツアーを考えている方は是非スコットランドの入っている、しかもエジンバラに最低2日泊まってこのミリタリー・タトゥーの入っているツアーを選んで欲しい。 8月とは言え緯度的には樺太の一番北。それなりに寒く雨も多い。雨が降っても傘は使わせないゆえ、ホテルからバスタオルなどこっそり持ち出したりなどの工夫をしてみると良い。8月のイベントゆえ冬用の重いものをトランクに入れたくない人には冬に使うホッカイロを持参するとよいかも。








写真左右上 軍楽隊の間に行われる踊りのアトラクション)



 スコットランドでミリタリー・タトゥー見たよー といえば必ず聞かれる言葉。
  それって何だい!。 そしたら言ってやって「軍隊で皆が刺青するんだー」て、からかうのも面白いよ  


 P/S
でもここでちょっとだけがっかりしたことがある。それはショーの始まる前に行われる各国の観客に向けた司会者の呼びかけで日本人の応えた拍手が少なかったこと。しかも韓国人の後で呼ばれたことである。東洋人の中では中国・韓国・日本の順で呼ばれた。昔なら日本しか呼ばれなかったのに。何とも寂しく感じた一瞬であった。これも時代であろうか。

2 件のコメント:

西谷 さんのコメント...

ミリタリータトゥ、懐かしく拝見しました。数年前の酷暑の日本から 震えるエディンバラでした。春スキーより重装備だったですね。途中で寒くてもなかなかトイレには行きづらかったことも記憶にあります。
しかし一見の価値ありですね。

匿名 さんのコメント...

ミリタリータトゥ、懐かしく拝見しました。数年前の酷暑の日本から 震えるエディンバラでした。春スキーより重装備だったですね。途中で寒くてもなかなかトイレには行きづらかったことも記憶にあります。 math games for grade 5 free